三津五郎の今月の役どころ~2008年5月
「喜撰」 >なお今回は、「釈迦牟尼佛」の鉦のくだりを、東京では初めて上演します。<
よく注意してみませんと、テンポのいいところですからあっという間に過ぎてしまいます。家の芸として大事に踊り続けていく「喜撰」の今回の出来を、しっかり覚えておきたいです。
「極付幡随長兵衛」 >子分の中でもちょっと毛色の変わったひょうきんな「出っ尻清兵衛」という役を置くことによって、前半の芝居を明るく軽快に運び、それがあるために後半の悲劇がより生きてくるという、作者黙阿弥の作劇の妙を感じました。<
軽いお役でも全体の中で重要な役割を果たしているのですね。濃淡、対比・・・で劇がぐっと生きてくる、納得できます。
「青砥稿花紅画」>このところ序幕の忠信利平を、着流し姿で演じられることが多かったのですが、今回は、袴姿の信田小太郎と間違えられるのですから、無地の着附に野袴、野羽織という扮装に戻しました。いずれにしても武家あがりの浪人者の、渋い男のかっこよさを追求して、ダンディなつくりにしたいと思っております。<
手慣れたお芝居でもきちんと考えて、衣裳を変えるという姿勢に好感もてます。忠信利平は渋くてダンディ?な浪人ということになりますね。
三津五郎さんの役づくりの確かさを感じます。

こんばんは。
昨日、夜の部を見てまいりました。
とても楽しい舞台で、見応え十分でした。
三津五郎丈の忠信利平、スゴク良くて印象に残りました。
確かに、茶系の野袴野羽織で骨のある太い感じの忠信利平でした。
時蔵丈の赤星十三郎とのバランスがとても良かったです。
投稿: しゅう | 2008年5月 7日 (水) 18:39
しゅうさん、こんばんは。私は来週の観劇予定ですが、忠信利平に注目!他の役もみんな揃っていて、見応えありそうですね。
投稿: さちぎく | 2008年5月 8日 (木) 22:29