Search菊

ひと言掲示板

ブログ powered by TypePad

« 渡辺保の劇評 2008年5月新橋演舞場 | メイン | 掛け合い噺「すずめ二人曾」~「怪談牡丹燈籠」 »

近藤瑞男の劇評 2008年5月新橋演舞場

夜の部は「東海道四谷怪談」の通し。吉右衛門が冷酷無比な悪党伊右衛門を描線太く表す。色悪というより実悪の感覚で、随所に台詞の巧さも生き、吉右衛門ならではの役作り。対する福助も迫力ある演技。久しぶりに怖いお岩、恐ろしい「四谷怪談」である。蚊帳の中から聞こえるお岩の泣き声、うめき声が、場内を凍て付かせる。福助の積極的で過剰な演技が、この役では効果的に働いた。芝雀のお袖、段四郎の直助、染五郎の与茂七。26日まで。(近藤瑞男=共立女子大学教授・演劇評論家)(東京新聞:<評>新橋演舞場『四谷怪談』 迫真の福助に場内凍る:伝統芸能(TOKYO Web))

色悪というより実悪の伊右衛門というご意見です。福助の積極的で過剰な演技が効果的とおっしゃっています。

すでに見に行かれた方の感想を聞くと福助の後半の演技には問題あり?とか。私は来週見ますのでどう感じますか?大成駒のお岩様が忘れられませんね。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://www.typepad.jp/t/trackback/4441/12607652

このページへのトラックバック一覧 近藤瑞男の劇評 2008年5月新橋演舞場:

» 08/05/24 五月大歌舞伎夜の部?吉右衛門の「四谷怪談」 トラックバック ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記
{/face_z/} 5月の公演の感想が滞ってしまっているが、書けるだけは書いていきたい。 新橋演舞場五月大歌舞伎を、まずは夜の部の「四谷怪談」から。 四谷怪談は勘九郎時代のお岩で歌舞伎座、猿之助の七月歌舞伎「東海道四谷怪談忠臣蔵」、一昨年のコクーン歌舞伎の南番と北番で各一回観ている。 ウィキペディアの「四谷怪談」の項はこちら 【通し狂言 東海道四谷怪談】四幕十場 今回の主な配役は以下の通り。 民谷伊右衛門:吉右衛門 お岩・小仏小平・女房お花:福助 佐藤与茂七:染五郎 奥田庄三郎:錦之助 四谷左門:... [続きを読む]

コメント

コメントを投稿