上村以和於の劇評と今月の一押し2007/9
秀山祭の今月は吉右衛門の熊谷に止めを刺すが、熊谷については、『演劇界』11月号に劇評を書いたから詳しくはそちらを見てもらうことにして、一言評にすると、この熊谷において吉右衛門は正真正銘の二代目吉右衛門の熊谷を作り上げた、ということである。もちろん、いままでのだってよかったが、しかしそれは一所懸命、祖父や父に真似び、学んでの、秀才努力派吉右衛門の熊谷だった。しかし今度のは、そういうものとは違う。吉右衛門は、自分自身の熊谷を作ったのだ。『二条城の清正』にしても、清正に先代を、先代に自身を重ね、更には同化しようとする一念が、人の心を打つ。(演劇評論家 上村以和於オフィシャルサイト)
秀山祭と銘打って2年目の今月の歌舞伎座は、やはり吉右衛門が光る。昼夜ともに見応えある舞台で満足度が高いです。
今月の一押しで候補が3つ、甲乙付けがたいようです。つまり、全体的に良い出来ということでしょう。

こんばんは。
今日、2回目の夜の部を見てまいりました。
やはり今月はどの演目も見応えがございます。
で・・・S4、50年代 まだ、歌舞伎座に通うことのできませんでした私には第三が一番のサプライズでございました。(^^ゞ
投稿: しゅう | 2007年9月24日 (月) 03:28