小玉祥子の劇評「NINAGAWA十二夜」
琵琶姫、獅子丸、主膳之助が菊之助。獅子丸として男性を装っていたのが、感情が激してくると次第に女の声と動きになる。男女を自在に行き来する姿が魅力的で、主膳之助ではきりりとした若衆ぶりを見せる。(MSN-Mainichi INTERACTIVE 歌舞伎)
再演ということで、初めて見た鏡の効果に驚いた感激は薄れたものの、全体的に洗い直されて良くなっていました。
役者が前回は、セリフを覚えて間違いなく言うことに神経を使っていたのが、今回はすっかり身についてきたので、本来の喜劇性が浮き上がって、言葉遊びも洒落も際だっていました。
菊之助が演じる男と女の切り替えも、前回より自然になって面白かったです。
亀治郎の動き、セリフはやはり素晴らしくこの劇に緩急をつけていました。
菊五郎は二役の性格をくっきりとだしていました。幕切れ、捨助が花道を引っ込む時、とても良い顔でした。
錦之助に「二代目!」と声が掛かっていました。初演の時より貫禄がついたのは流石です。

千穐楽でご一緒できてよかったです。ちゃんとした感想が書けましたのでTBさせていただきましたm(_ _)m
歌舞伎座が建替えになっている時期に菊五郎劇団でシェイクスピアの本場イギリスでの公演を実現して欲しいという提案をぶち上げてしまいました(中村屋はその時期にNYでの長期公演も考えているみたいですし)。
蜷川さんの舞台はイギリスでの実績があるのですから、「NINAGAWA十二夜」も菊五郎劇団で本場で上演してほしいです。きっと菊之助の二人三役、大絶賛されると思います!!
投稿: ぴかちゅう | 2007年8月 4日 (土) 00:00