博多座船乗り込み6月1日
6月1日(金)13:00~14:40(予定)
※雨天の場合は6月2日(土)に順延
13:00 乗船式典/キャナルシティ博多 B1F サンプラザステージ
13:25 乗 船/清流公園
13:45 口 上/川端ぜんざい広場前
14:00 下 船/博多リバレイン 14:05 参 拝/鏡天満宮
14:15 式 典/博多リバレイン フェスタスクエア
お問合せ/船乗り込み実行委員会 092-263-5874(博多座)
6月1日(金)13:00~14:40(予定)
※雨天の場合は6月2日(土)に順延
13:00 乗船式典/キャナルシティ博多 B1F サンプラザステージ
13:25 乗 船/清流公園
13:45 口 上/川端ぜんざい広場前
14:00 下 船/博多リバレイン 14:05 参 拝/鏡天満宮
14:15 式 典/博多リバレイン フェスタスクエア
お問合せ/船乗り込み実行委員会 092-263-5874(博多座)
8月の4、5、6日は歌舞伎座でアマテラスの再演、そして、天守物語の朗読会(言の葉コンサート)をさせていただきます。歌舞伎座でアマテラスをやらせていただきますのは本当に嬉しいことです。世田谷パブリックシアターの後に、南座で間口を広げて行った昨年の舞台を考えますと、歌舞伎座でさらに間口が広がり、お客様も2000人ということですから、どんな風に皆様にご覧いただけますか、心配もあり、楽しみでもある公演なのでございます。(坂東玉三郎ページ)
京都での舞踊公演、そして俳優祭の白雪姫のお話など書かれています。「アマテラス」は三度目に歌舞伎座で公演されます。言の葉コンサートでは「天守物語」の朗読と、夏は楽しい企画がいっぱいですね。
企画展 桜井久美衣裳展-『女と影』-関連講座「『女と影』上演をふりかえって」
講師:桜井久美(衣裳作家)、藤間勘十郎(日本舞踊家)、和栗由紀夫(舞踏家)
進行:古井戸秀夫(東京大学教授・早稲田大学客員教授) (早稲田大学坪内博士記念 演劇博物館 | イベント案内)
日時:6月21日(木)17:30~
麻疹による休講で延期になっていましたが、日程が決まりました。
「第34回俳優祭」のテレビ放送が決定しました!
5月26日(土)に開催され、皆様に大変ご好評をいただいた「第34回俳優祭」が、NHK教育テレビで放送されることが早くも決定しました。当日観られなかったという方はもちろん、もう一度観たい方、どんなものかちょっと観てみたいという方もぜひご覧ください。
☆放送日時 平成19年7月27日(金) 22:00~24:15 NHK教育テレビ(俳優ニュース)
今回驚きましたのは「北千住観音」の7菊五郎丈でした。頂戴した台本には「音楽入りパフォーマンス」としかございません。出と引っ込みの義太夫をこしらえ、事前に録音をお渡ししておきましたが、稽古当日ご挨拶に伺いますと「そういうわけでよろしく…。ゥハハハハ」と笑っておいでです。さて稽古に入りますと、大まじめでなんと申しますかあの舞をなさり、じつに驚きました。私は横手からしか見ることができませんが、正面からご見物の皆様にはさぞかしチームワークを美しくご覧いただけたのではないでしょうか。こうしたものは大まじめにやるか、大いに羽目を外してやるか徹底しないとおもしろくないとよく申しますが、いやはや恐れ入りました。(つねひごろ)
葵太夫さんが作曲を担当されたようです。北千住観音のパフォーマンス、早くテレビで拝見したいものです。「白雪姫」は再演を重ねる毎にグレードアップされていくようです。
ところでその中にあって、梅玉のつとめる義経というものが、じつに程がいい。たとえば仁左衛門をもってきたら、それは三横綱土俵入りみたいな壮観であるだろうが、少々大々しくて、座りがよくないような気がする。かといって、團菊と三幅対に収まるには誰でもいいというわけにはいかない。梅玉の品格、大きからず小さからぬ役者としての格といったものが、團菊の間に置くと、見事に坐るべきところに坐っていることが知れる。(上村以和於の随談)
今回の「勧進帳」の義経はとても良かったので、今月のいち押しに選ばれうれしい限りです。
第13回稚魚の会・歌舞伎会合同公演(公演情報 詳細|日本芸術文化振興会|第13回稚魚の会・歌舞伎会合同公演)
團十郎さんの指導で市川新蔵さんが弁慶を演じます。どんなにうれしいか、そして大変か、この役を勉強会でできるなんて幸せ者です。
9月文楽公演は、第一部では『夏祭浪花鑑』、第二部では昨年9月に他界した吉田玉男の一周忌を追善して『菅原伝授手習鑑』を上演します。吉田玉男(人間国宝・文化功労者)は、87年の生涯を人形遣いの道一筋に歩み、品格ある端正な芸で多くの観客を魅了してきました。『菅原伝授手習鑑』の菅丞相は、数ある当たり役のなかでも代表的なものです。会見に出席した竹本住大夫、鶴澤寛治、吉田簑助、吉田文雀、吉田玉女は、故人を偲びつつ9月公演に向けての思いを、それぞれ次のように述べました。(国立劇場9月文楽公演「吉田玉男一周忌追善」記者会見|日本芸術文化振興会)
もう一年になるのですね。『菅原伝授手習鑑』の菅丞相は大変素晴らしかった。このお役を弟子の玉女さんが遣われます。住太夫さん等が故人を偲び記者会見でそれぞれ述べております。
「鑑賞教室」とか「歌舞伎のみかた」などというと、なんだか学校の延長みたいで難しそうに聞こえますが、「野崎村」は親子の情愛や若い男女の恋をテーマにしているので、現代にも通じるところがあって、ストーリーも大変分かりやすい。高校生の皆さんにも身近に感じてもらえる、とてもよくできたお話です。(7月歌舞伎鑑賞教室公演『新版歌祭文―野崎村―』中村福助記者会見|日本芸術文化振興会)
福助さんがおっしゃっているように、この狂言は高校生に分かりやすいお話ですね。
歌舞伎の舞台ではあまりお目にかかれませんが、日本舞踊には「素踊り」というジャンルがあります。芝居のように、衣裳やカツラを附けることなく、紋付きはかま姿、顔も素顔、大道具なども飾らずに屏風(びょうぶ)だけで踊ることを、「素踊り」というのです。(【風・流】坂東 三津五郎〈2〉 : 伝統芸能 : 舞台 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞))
三津五郎さんの「風・流」2で素踊りについて解説しています。
いつもは衣裳をつけて踊る「三社祭」を勘三郎さんと素で踊った時の苦労など、興味深いお話です。
第70回逍遙祭
○講演 「父 中村歌右衛門の淀君」 講師 四代目中村梅玉(歌舞伎俳優)
○ビデオ上映「沓手鳥孤城落月(ほととぎすこじょうのらくげつ)」
二幕目 茶臼山東軍本営の場
三幕目 二の丸内乱戦の場 城内山里糒庫階上の場
大詰 本丸高石垣際の場 本丸桜門前の場
※ 昭和51年12月 国立劇場第82回歌舞伎公演 主催:財団法人逍遙協会・演劇博物館協賛:日本芸術文化振興会(早稲田大学坪内博士記念 演劇博物館 | イベント案内)
●麻疹による休講は29日迄、このイベントは行われます。
「日本俳優協会賞」の受賞者3名、「同・功労賞」の受賞者1名、「同・特別賞」の受賞者1名が選ばれ、理事会の承認を得て正式に各受賞者が決定しました。表彰式は5月26日(金)の「俳優祭」昼の部で執り行われ、受賞者には記念品(賞牌)と副賞が贈られます。(俳優ニュース)
選ばれた方のお名前をみると、どなたも納得いきます。附け打ちさん、床山さん達も受賞されています。
みなさん、おめでとうございます。これからも益々ご活躍下さい。
このように、<だんまり>で起こった出来事が、さらに展開したり、謎解きのように解決することを、<だんまりほどき>と呼んでおりますが、この「喜三郎内の場」では、騒ぎを大きくしてはならないという自分の意見を受けながらも、なおも男の意地を捨てられない辰五郎に、喜三郎も最後は得心、骨は俺が拾ってやると、別れの盃を交わすことになるのです。(梅之芝居日記)
いつも詳しく説明して下さるので大変参考になります。
辰五郎が花道を出て来るとき、この「喜三郎内の場」の思いを胸にかかえて出てくる訳です。
梅玉さんと菊五郎さんの男の友情のようなセリフの応酬、聞いてみたかったですね。
公演「掛け合い噺-すずめ二人會- 夏の巻」
放送時間平成19年8月24日(金)19時開演(予定)
会場全生庵(明治13年山岡鉄舟によって創建されたお寺)東京都台東区谷中5-4-7 地下鉄千代田線 千駄木駅 徒歩5分
入場料4,000円(予定)(お知らせ|中村芝雀 七世 Offical web site)
第1回春の巻は「芝浜」でした。芝雀さんは「どうも鬘も衣裳もなしなんで・・・」正雀さんは「いつも座ったきりが、ウロウロするんで・・・」とおっしゃっていましたが、イキもあって、お二人とも良かったです。
夏の巻が決まったとか、今度は谷中全生庵ですから、円朝の怪談噺かな?(ここに円朝のお墓があります)
江戸時代の芝居小屋には「留場(とめば)」というところがありました。ここには木戸銭を払わないで入ろうとする客などの乱入を防ぐ役目の人たちが詰めていて、この人たちのことも留場とよんでいました。木戸口にいる端番と呼ばれる人は場外担当、この留場は場内担当でした。舞台番はその留場の人員の中から交代で出していました。場内で喧嘩などが起こると、舞台番が留場に向かって合図をして両方から留めるなどということがあったようです。(三津五郎の部屋)
「女暫」で舞台番の三津五郎さんが出てきて、巴御前と丁々発止とやる、とても楽しいところですが、この舞台番について説明されています。場外、場内と大勢」の人が待機していたんですね。今より荒っぽいやからが多かったのでしょうね。
7月21日の邦楽公演「三味線音楽の魅力-長唄と常磐津-」で、演奏曲目でもある「靱猿」の唄パート(部分)を題材に、舞台上で長唄の稽古を実演します。そこで、この唄の稽古への参加者を募集します。指導するのは、歌舞伎の舞台などで活躍している杵屋勝四郎さんです。稽古の体験を通じて邦楽に親しめる絶好の機会です。お見逃しなく!(7月邦楽公演“実演「長唄の稽古」”参加者募集|日本芸術文化振興会)
国立劇場の邦楽公演で、実際舞台上で長唄のお稽古を実演するようです。
歌舞伎体操「いざやかぶかん」の作曲者崇光さんが指導されるようです。この機会に興味のある方は是非、ご応募されますように。
五月の半ば、葵祭と新緑の青葉を見に京都へ行ってきました。もみじの紅葉の時には多くの観光客が訪れる高雄ですが、青葉の時は人もまばらで、ゆっくりと回ってこられました。
さて、今まで立ち寄ったことがなかった井筒八ツ橋本舗本店北座ビルに行って、5階の博物館を見てきました。なかなか面白かったです。一番は、歌右衛門が八ツ橋を初役で演じた時の写真です。楽屋?で八ツ橋の商標のような宣伝の紙を手に持って写っている写真です。綺麗で可愛いんですが、凛として品があります。八ツ橋の宣伝に一役かったのでしょうか。一見の価値ありです。二番目は、二代目松緑プレゼントの舞子さんのカツラがあります。いろんな結い方の鬘が沢山陳列してあって、これも楽しいです。
明治の南座河原町通りを写した写真も貴重ですね。その他歌舞伎関連の本もありました。
南座の前を渡ってすぐの川端通り沿いですから、一度訪ねて行かれると良いと思います。
井筒八ツ橋本舗本店北座ビルhttp://www.yatsuhashi.co.jp/store/store09.html
スズケン・6月分(団十郎)
歌舞伎役者 市川団十郎 NHKアナウンサー 葛西聖司
数々の名舞台を勤めてきた十二代目團十郎に、3月のパリ歌舞伎公演の体験談から始まって、歌舞伎の芸と心について、NHKの葛西アナウンサーが聞く。
開催日:6/5 13:30~15:00 (全国ネットのカルチャースクール|NHK文化センター名古屋教室:スズケン・6月分(団十郎)(歌舞伎役者 市川団十郎, NHKアナウンサー 葛西聖司))
團十郎さんのHPにご案内がありました。今なら残席あるようです。
中村歌昇が、東京・新橋演舞場の五月大歌舞伎「鬼平犯科帳」(~25日)で、小房の粂八を気持ちよさそうに演じている。おなじみ中村吉右衛門の「鬼平」こと火付盗賊改方長官・長谷川平蔵の密偵役。実兄の歌六が粂八に盗人の手ほどきをした元盗賊の老船頭、息の合った兄弟の演技が見もの。数々の名優を生み出した萬屋一門だが、歌昇はこのところ、吉右衛門と一緒の活動が多く、幅広い役柄で舞台を締めている。先月二十六日に五十一歳の誕生日を迎えたばかり。(東京新聞:<歌舞伎>『鬼平犯科帳』で小房の粂八 中村歌昇:伝統芸能(TOKYO Web))
去年の「元禄忠臣蔵」でも吉右衛門と共演で、歌昇の演技・セリフの良さを、改めて感じ入ったものです。役者は五十代が一番かも知れません。自分なりの個性が発揮でき、身体も充分動ける。彼の存在は芝居を面白くするキーパーソンといえますね。これからも二人の息子さんと一緒に活躍され、良い舞台を作って頂きたいです。
番組が進むにつれ、客席の雰囲気もなにか開放的になり、『文楽ごのみ』はちょっと「文楽祭」のような感じがいたしました。「演奏会」から本来の「芝居」にもどった感触。清治師に続く中堅・若手の三味線10名をツレ弾きに従えての「野崎村」の段切は乗りに乗った8嶋大夫師の朗々たる語りともに、「追い出し」としてふさわしいものでした。(つねひごろ)
葵太夫さんが先日国立大劇場で行われた「文楽太棹 鶴澤清治」の会の感想を書かれています。文楽好きの方には大変貴重な会だったと思います。私も行きたかった・・・どちらかと言うと、語りより音楽的なものを好む私なので、「阿古屋」は聴いてみたかったです。どうやらテレビで取り上げてくれそうですね。
2005年11月28日、ポール・クローデル没後50年を記念して、舞踊詩劇『女と影』が大隈講堂において復活上演されました。この上演は、演劇博物館21世紀COEプログラム「演劇の総合的研究と演劇学の確立」のうち、古典演劇研究(歌舞伎・日本舞踊)コースの研究成果です。公演にあたって、現在第一線で活躍中の出演者やスタッフの方々をCOE客員講師として招聘しました。衣裳を担当された桜井久美氏もそのお一人です。上演までの一年余、構想段階から尽力頂いた桜井氏のデザインによる衣裳は、高い評価を得ました。一日限りの舞台であったことを惜しむ声も多く、改めて多くの方にご覧頂くことを目的として衣装展を開催いたします。『女と影』公演の衣裳を通して、氏が追求する舞台衣裳の世界をお楽しみください。
関連演劇講座「『女と影』上演をふりかえって」
日時:2007年5月23日(水)14:40~16:10
会場:早稲田大学小野記念講堂(27号館小野梓記念館地下2階) →会場地図
講師 :桜井久美(衣裳作家)、藤間勘十郎(日本舞踊家)、和栗由紀夫(舞踏家)
※入場無料・事前予約不要(早稲田大学坪内博士記念 演劇博物館)
一昨年に1回限りの上演でしたが、とても新鮮で面白い舞踊劇でした。藤間勘十郎さんの振付も良かったですが、桜井久美さんの色彩感覚が見事でした。福助さんがあのお衣裳がとてもお似合いで魅力的でした。本当に1回だけでは勿体ないようです。
今回このイベントを通して、「女と影」の再演の意味を、そしてCOE古典演劇研究コースの研究成果を改めて思い起こし、講師の方々のお話を聞きたいと思います。
「勧進帳」は今年2度目となりますが、今回は久しぶりの義経でございます。若いうちは義経の方を良く勤めさせていただきましたが、その頃はじっとして、気持ちを殺して座っているのが辛く感じて、発散できない分ストレスのたまる役でございました。いつの頃からか、弁慶や四天王の動きを心の中で受け止められるようになり、自分を押し殺して座っていることにストレスを感じなくなっておりました。何度も申しておりますように、この義経は父に直接教わった数少ないお役でございます。成駒屋型の御大将の心を大切にしながら、成田屋さん音羽屋さんとの調和を大切に勤めたく思っております。(baigyoku.com ひとりごと)
梅玉さんの義経はとっても良いです。最近はストレスを感じなくなったと言われていますが、後ろ向きでも観客に伝わるのでしょうか。素晴らしいですね。今年は狂言こそ違いますが義経役が続いてますね。
腕立て伏せ、続けていらっしゃるかしら?楽まで無事落ちませぬようにお祈りしています。
坪内逍遥の生誕日(5月22日)を記念しておこなわれます。
【入場無料・予約不要】
日時:2007年5月30日(水) 14:00~
会場:早稲田大学小野梓記念館地下2階小野記念講堂
○講演 「父 中村歌右衛門の淀君」 講師 四代目中村梅玉(歌舞伎俳優)
○ビデオ上映「沓手鳥孤城落月(ほととぎすこじょうのらくげつ)」
二幕目 茶臼山東軍本営の場
三幕目 二の丸内乱戦の場
城内山里糒庫階上の場
大詰 本丸高石垣際の場
本丸桜門前の場
昭和51年12月国立劇場第82回歌舞伎公演
主催:財団法人逍遙協会・演劇博物館協賛:国立劇場 (財団法人 逍遥協会)
梅玉さんのスケジュールにご案内がありました。ビデオの上映もあり、梅玉さんの講演もあって面白そうです。
五月歌舞伎座恒例の団菊祭昼夜八本立て。第一の見ものは夜の部の二番目、「め組の喧嘩」。 菊五郎の辰五郎がいいからである。 まず序幕品川島崎楼。藤松らをとめての出。御屋敷方への折り目正しさ、「黙っていろ」と若い者を止める具合、さすがに組合を背負って立つ人間の器量が見える。相撲とは身分が違うといわれてはじめてグッとくる思い入れも、性根が正しいから効く。 しかし全幕中第一の見どころは、序幕の返し八ッ山下のだんまり。体のはしこさ、形のよさ。しかも団十郎の立派な四ッ車大八、田之助の尾花屋女房、梅玉の焚き出しの喜三郎と、この役者揃いもあって久しぶりで世話だんまりの絵模様を堪能させる。菊十郎の茶飯屋もいい。(2007年5月歌舞伎座)
團菊祭にふさわしい、後味爽やかで、芝居好きのツボを唸らせる「め組の喧嘩」です。
八ッ山下のだんまりは、菊十郎の茶飯屋の風情よし、四人揃ってのだんまりは、正に<世話だんまりの絵模様を堪能させる>舞台でした。
こういう世話物を後世に残して頂きたいです。
昼の部の「泥棒と若殿」は三津五郎・松緑二人の組み合わせがよく、楽しめました。松緑は出てきただけで江戸の人という感じがしました。三津五郎はだんだん心を通わせていく感じを、しつこくなくさらっと表現していて良かったです。周五郎の作品をもっと上演していってほしいです。
海老蔵は、見そめの場のセリフが変に作っていて、この人は荒事は良いが柔らかい役はこれから~と感じました。「女暫」の成田五郎のセリフが素晴らしかったので、自身も和事は苦手かしらと思いました。
なかでは断然鱶七である。 鱶七はもとよりこの人の当り芸。今さらいうまでもないことだが、金輪五郎になっての豪快、勇壮、大きさ舞台も揺るぐばかりの上に、義太夫味、芝居の運びともに間然とするところがない。ことに今度は、物語になって前後三箇所の見得、「自然と鹿の性質顕われ」の右手を上げて見得、「鎌足公の御計略」と三段に右足を下ろしての見得、「忠臣なり」の左手に笛、右手で襟をしごいての見得が、その形のつや、厚味で圧倒的である(2007年5月新橋演舞場)
吉右衛門奮闘の4役、鱶七が大変良いとのこと。義太夫狂言の味というものを存分に出してくれる役者さんとしては、第一だと思います。
「ニン」について書かれていますが、その人の持って生まれたものが最大に反映する役どころと、そうでない役どころがあるという歌舞伎役者の特性のようなものを感じます。
(中旬観劇予定)
團菊祭の初日が開きました。去年は團十郎さんの復帰で客席も舞台もみんな喜びに湧いていました。さて今年の團菊祭は十七世羽左衛門さんの七回忌追善で三兄弟、孫総出で「女暫」が追善狂言として選ばれました。
「女暫」:巴御前の萬次郎が大役に挑みます。花道の出は「地味だなぁ」と感じましたが、ツラネはメリハリがきっぱりとしていて、言葉が生き生きと聞こえて良かったです。「このお姉さんなら頼みがいがあるなぁ」という気がしました。歌右衛門、雀右衛門より巴御前という人物に近かったように思います。女の愛嬌も充分あり、三津五郎の楽屋番との絡みも楽しかったです。他に松緑、菊之助はじめ大勢の花形役者さんが花をそえます。中でも海老蔵の成田五郎が出てくると、いっきに「暫」のカラーになってしまいます。この人が今回の「女暫」を盛り上げていたように思います。
「雨の五郎」:松緑は五郎が似合います。歌舞伎座ですから絡みがもう二人加わっても良かったかと思います。私は黒の衣裳のほうが好みですが、白も華やかですね。
「三ツ面子守」:この踊りは坂東流らしい振りで、三津五郎の魅力が堪能できて楽しかったです。引っ込みのきっかけの三味線が間違って早く弾いてしまったのには驚きました。初日のハプニングでしょう。
「め組の喧嘩」:理屈なしで楽しい。菊五郎の辰五郎がカッコイイ、セリフも声もよく、江戸っ子の粋でいなせな鳶頭そのまんまです。四ツ車の團十郎との丁々発止も見ていて楽しい。
最後の立ち回りは劇団の持ち味を活かして、スピード感ありユーモアあり、幕になって「ああ、楽しかった」といい気分で帰れます。出演者もこれは発散できてうれしいでしょうね。
銀座和光で、篠山紀信が撮影した坂東玉三郎の写真展を開催します。
今回の写真展は、その写真集の中から選りすぐった作品のオリジナルプリントと、通常一般の目に触れることのない本番撮影直前に撮ったポラロイド写真が展示されるという珍しい機会です。
☆会期 2007年5月4日(金)~10日(木)
☆会場 和光ホール(銀座和光6F)
☆開場時間 10:30~6:00(最終日は5:00まで)
※会期中無休 また5月4日(金)の14:00より、篠山紀信と坂東玉三郎によるギャラリートークが行われます。当日10:30より和光ホールにて整理券が配布されます(お一人様1枚のみ、50枚、先着順)。 (俳優ニュース)
これは見逃せません。ギャラリートークに参加されるには、4日の10:30から整理券が配られるようです。
東京・丸の内の丸ビルで、尾上菊之助の写真展「丸の内歌舞伎 春興鏡獅子開催記念 尾上菊之助写真展」を開催しています。(俳優ニュース)
前にお知らせしましたが、先日行ってきましたので詳細を書きます。
鏡獅子 弥生・獅子の精各1枚 01/9 ★
お富 04/7
揚巻 04/12
児雷也 2枚 05/3
NINAGAWA十二夜 2枚 05/7 ★
鏡山 お初 05/10
京鹿子二人道成寺 2枚 06/2 ★
保名 06/5
弁天小僧 2枚 06/11
船弁慶 2枚 06/11
お舟 06/12
★印は渡辺文雄撮影
映画「怪談」のポスターと写真
吹き抜けの3階回廊に展示してあります。新丸ビルオープンでそちらは混んでいますが、丸ビルのこの場所はゆっくり見ることができます。
全て舞台写真で、どれも素晴らしい舞台が甦ってくるようです。女形、立役どちらも演じる菊之助の魅力がいっぱいです。
来月は追善なのでお墓参りに行ってきました。 菩提寺の座敷に祖父の暫の押し隈が飾ってありました、曾祖父の荒獅子男之助の押し隈も飾ってありました。(LOVER SOUL 2nd)
亀三郎さんのブログ紹介します。「暫」の押し隈の写真が載っています。
先月の名古屋では長唄囃子連中と野球の試合をしたようです。かつて菊劇団は六代目の時代から野球をやって親睦をとっていましたので、復活ですね。いつも屋内にいるので、屋外で身体を動かし思いっきり発散するのは良いことです。もちろんお互いの親睦もはかれます。
平成19年5月
◆「泥棒と若殿」
1時間ほどの芝居ですが、周五郎らしい、人間のやさしさを描いたいい芝居ですので、松緑さんと協力して、男同士の奇妙な友情の機微を丁寧に描き、皆様の胸に温かさと切なさをお伝えできるよう、努力するつもりです。
◆「女暫」
今回は羽左衛門のおじさんの7回忌の追善。父の代からお世話になった先輩でもあり、私の三津五郎襲名の「口上」がおじさんの最後の舞台になったのですから、その御恩返しのためにも、心をこめて、萬次郎さんを助けて明るく舞台を盛り上げようと思っています。
◆「三ツ面子守」
去年「たけのこ会」で初めて勉強させていただいたものが、歌舞伎座の本興行で取り上げられることになりました。私にとっても、作品にとっても幸せなことだと思います。(今月のスケジュール)
各々のお役について書かれています。
「泥棒と若殿」は心温まる山本周五郎らしい作品とか、非常に楽しみな芝居ですね。
「女暫」の舞台番。三津五郎襲名の口上が羽左衛門さんの最後の舞台だったんですね。一門総出の明るい舞台になることでしょう。
「三ツ面子守」は去年のたけのこ会で拝見しましたが、とっても可愛く~全く五十にはみえませんでしたし、流石に身体を充分使っての踊りに堪能致しました。お面を被っての所が見どころです。
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