追善演目「女暫」を三兄弟で演じる
平成十三年に八十四歳で亡くなった羽左衛門は、七十四歳まで「暫」を演じ続け、いわば縁の演目。今回「女暫」を追善演目と決めたのは、萬次郎の希望から。「父と同じ役を立役では無理だが、女形でやれれば、菊五郎劇団の人も大勢出られるし、いいんじゃないかなと。舞台も明るいものですし…」と話す。(東京新聞:<歌舞伎>17世市村羽左衛門7回忌追善 息子3人が『女暫』 :伝統芸能(TOKYO Web))
七十四歳で「暫」を演じ、「勧進帳」の弁慶もかなりの高齢で演じていました。決して派手ではありませんでしたが、いぶし銀のような芸風と言いましょうか、正攻法な演技でシンがしっかり通っている感じでした。子、孫に恵まれ幸せだったと思います。
追善狂言に「女暫」を選んだのは萬次郎さん、團菊祭にふさわしい明るい舞台で楽しみです。

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