風・流 坂東 三津五郎〈1〉
父は若いころは手が早く、子供にとっては辛(つら)い稽古のときもありました。足を割って(両膝(ひざ)の間隔を開け、少し腰を落として)極まっていると、「そのまま動くな!」という声が飛びます。そのうち足が痛くてぶるぶる震えだすと、「その痛いところを覚えろ。そこが一番いい形なんだ!」というように、体に染み込ませるように基本を叩(たた)き込んでくれました。(【風・流】坂東 三津五郎〈1〉 : 伝統芸能 : 舞台 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞))
三津五郎さんの芸談がシリーズで紹介されるみたいです。
私たちはつい楽な方へと流れてしまいますが、楽しては良い格好はできません。何気なく立っているようでも、身体にしみこませる訓練をして、美しいポーズを作っていくのですね。
踊りの上手な役者は芝居もうまいです。

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