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小玉祥子の劇評 12月歌舞伎座

夜が序幕の「神霊矢口渡」のお舟。義峯(友右衛門)に一目ぼれしてのうっとりとした風情から、六蔵(団蔵)をだまし、父を裏切ってまで逃す際の激しさ。一貫した性根が感じられる。富十郎の父、頓兵衛が見事だ。やぶを分けての登場にすごみがあり、短気な悪人が怒りを募らせていく様が活写される。引っ込みの技巧も見もの。団蔵の小悪党ぶりもいい。(MSN-Mainichi INTERACTIVE 歌舞伎)

昼夜に2本初役に挑んだ菊之助が好評です。富十郎の頓兵衛、団蔵の六蔵という好配役を得、のびのびと演じられたのではないでしょうか。

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