Search菊

ひと言掲示板

Powered by TypePad

« 渡辺保の劇評 5月演舞場 | メイン | 五月文楽公演 「生写朝顔話・宿屋の段」 »

渡辺保の劇評 5月歌舞伎座

夜の部第一の、いや今月第一の見ものは、三津五郎、時蔵の「吃又」。今日の「吃又」は富十郎、吉右衛門に続いて、この人の出世芸である。すでに花道の出に揚幕を振り返り、おとくは本舞台の師匠の家を遠く望んで途方にくれ、思わず二人の背中が当って、それぞれの思いが一つになるところからして、すでにいい又平、いいおとくであり、背丈のあったいいコンビであることを頷かせる。(2006年5月歌舞伎座)

渡辺保さんの歌舞伎座初日観劇の劇評です。三津五郎、時蔵の「吃又」が昼夜通して一番とのこと。

私はどの演目もそれなりに面白く、いろんなジャンルの作品がバランスよく組まれていたと思います。何といっても團十郎さん復帰のお目出度い気分が歌舞伎座中に満ちあふれていて、幸せです。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://www.typepad.jp/t/trackback/4441/1159670

このページへのトラックバック一覧 渡辺保の劇評 5月歌舞伎座:

コメント

こちらの記事を読んで、三津五郎さんの吃又をどうしても観たくなり、5/14夜の部のウェブ上で残があったので三階A席をとったらラスト1枚のようでした。これで演舞場昼の部とハシゴになってしまいました(^^ゞ
NHKの「歌舞伎入門」で三津五郎さん、時代物をやるのに義太夫をあらためて習いに行ったとおっしゃっていましたが、その成果がこんなところにも現れてきているのでしょうね。楽しみです。

ぴかちゅうさん、なんで歌舞伎座パスなんだろうと、思っていたのよ。「吃又」はいろんな人がやりますが、誇張のない、しかし上っ面の演技ではない大和屋の又平結構でした。「黒手組」もいかにも黙阿弥のパロディ感が洒落ていて面白い。本家の「助六」を知ってみるとツボをくすぐられるような・・・お楽しみ!

コメントを投稿