『名女形・雀右衛門』 渡辺保著
『名女形・雀右衛門』
舞台に咲く大輪の花 85歳にしてこの若さ、美しさ-奇蹟の女形の芸と人生。
昭和15年、血気盛んな青年俳優は軍隊へ。7年間の空白を経て舞台へ復帰、女形に転向するが・・・。遅い出発を余儀なくされた雀右衛門が苦難の果てに咲かせた芳醇な花々 -八重垣姫、雪姫、葛の葉など、その当り芸27種を味わい、女形の真髄に迫る。 後援会会員 歌人の石井辰彦氏の書評(波 掲載)を引用させていただきます。
前略・・・本著は、雀右衛門の芸の本質を鮮やかに指し示し、雀右衛門という謎めいて魅力的な人間そのものまでに肉薄した、驚異的な一冊だ。「女形とは」「雀右衛門の人生」「雀右衛門の芸」という3本の論考に加え27の役柄についての考察が収めれられているが、そのいずれもに目から鱗が落ちる思いをさせられた。雀右衛門という名女形の真の価値ばかりか、女形というもの、歌舞伎というものの深遠な秘密までもが、ここではあきらかにされているのである。・・・後略
大変素晴らしい著書でございますので、多くの皆様にご購入いただきたく、ご案内申しあげます。ご家族、ご友人にもお勧めくださいませ。 渡辺保 著縦19.6cm×横13.5cm 249p 新潮社 定価(税別)1,700円(中村雀右衛門公式ホームページ)
渡辺保さんの雀右衛門という女形の解析から、歌舞伎の女形の真髄が分かるような内容のようです。27種の役についての解説も価値ありますね。

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